スピニングリール PR

【コスパの神】24レブロスLTをインプレ!23レガリスや20レブロスとの違いも解説【非ねじ込み式】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回はダイワのスピニングリール、24レブロスのインプレ記事です。
結論から言うとこのリールは、

安価で軽くて扱いやすい、デザインも優れているリールです。

DAIWA
¥7,967 (2024/12/11 17:44時点 | Amazon調べ)

23レガリスとの違いや、前モデルから進化した点に触れながらインプレしていきます。
ぜひ最後までご覧くださいませ。

レブロスLTってどんなリール?

釣り場での24レブロス右側の写真

ダイワの「レブロスLT」はエントリーモデルのスピニングリールです。
性能のバランスに優れコスパが優秀なのが特徴。

2006年に初代が発売された息の長いリールで、今年の2024年にモデルチェンジが行われました。

このレブロスLTを通称「24レブロス」と呼びます。

24レブロスのラインナップ

釣り場での24レブロス左側の写真

24レブロスは1000番から6000番までの計11機種をラインナップ。
これによりアジングやトラウト、エギングからショアジギングまで様々な釣りに対応できます。

品名最も
得意な釣り
対応できる
釣り
自重
(g)
巻取長さ
(cm/1回転)
ギア比糸巻量
ナイロン
(ld-m)
糸巻量
PE
(号-m)
ハンドル
長さ
(mm)
ベアリング数
(ボール/ローラー)
最大ドラグ力
(Kg)
スプール径
(mm)
メーカー希望
本体価格
(円)
LT1000Sアジング
メバリング
ネイティブ
トラウト
190645.22.5-1000.3-200454/15409,700
LT2000Sアジング
メバリング
ネイティブ
トラウト
195685.23-1500.4-200454/15429,900
LT2000S-XHネイティブ
トラウト
アジング
メバリング
バス釣り
195816.23-1500.4-200454/15429,900
LT2500Dちょい投げ
サビキ釣り
バス釣り
エギング
テンヤ真鯛
210755.312-1501.2-300554/1104510,300
LT2500S-XHバス釣り
テンヤ真鯛
ちょい投げ
サビキ釣り
エギング
210876.24-1500.6-200554/154510,300
LT2500S-DHエギングバス釣り225755.34-1500.6-200904/154511,300
LT3000D-Cサビキ釣りちょい投げ
エギング
シーバス
テンヤ真鯛
タイラバ
SLJ※1
220805.316-1501.5-300554/1104810,700
LT3000-CXHシーバス
タイラバ
SLJ※1
ちょい投げ
エギング
シーバス
テンヤ真鯛
サーフでの釣り
220936.28-1501-200554/1104810.700
LT4000-CXHシーバス
サーフでの釣り
海上釣り堀
LSJ※2
ライトジギング250996.212-1501.5-200604/1125111,100
LT5000-CXH海上釣り堀
LSJ※2
カゴ釣り
ライトジギング2601056.220-1502-300604/1125411,900
LT6000D-Hショアジギング
ライトジギング
カゴ釣り
海上釣り堀3351015.730-1503-300604/1125712,500

※1:スーパーライトジギング
※2:ライトショアジギング

ハンドルノブの形状は、
LT1000S~LT2500S-DHまではI字型のハンドルノブ

ダイワ「レブロス」よりLT2500S-XH

ダイワ「レブロス」よりLT2500S-DH

LT3000D-C~LT5000CXHまでは
掴みやすいT字型のハンドルノブ

ダイワ「レブロス」よりLT3000-CXH

LT6000D-Hは握りやすく力の入れやすい
太めのT字型のハンドルノブを採用しています。

ダイワ「レブロス」よりLT6000D-H

1つのモデルをじっくり見たい方は、下記のボタンからどうぞ。

LT1000S

基本スペック
■自重
・190g
■巻き取り長さ
・64cm
■ギア比
・5.2
■最大ドラグ力
・5Kg
■ハンドルアーム長さ
・45mm
■スプール径
・40mm
■ベアリング数
・4BB、1RB
■ハンドルノブ仕様
・Iシェイプライト
■付属品
・調整ワッシャー
■ボディ素材
・DS4
■ボディ構成
・ボディ+ボディカバー
■ローター素材
・DS4
■ギア素材
亜鉛ダイカスト
■メーカー希望本体価格
・9,700円

標準糸巻量
■ナイロン(ld-m)
・2.5-100
■PE(号-m)
・0.3-200

LT2000S

基本スペック
■標準自重
・195g
■巻き取り長さ
・68cm
■ギア比
・5.2
■最大ドラグ力
・5Kg
■ハンドルアーム長さ
・45mm
■スプール径
・42mm
■ベアリング数
・4BB、1RB
■ハンドルノブ仕様
・Iシェイプライト
■付属品
・調整ワッシャー
■ボディ素材
・DS4
■ボディ構成
・ボディ+ボディカバー
■ローター素材
・DS4
■ギア素材
亜鉛ダイカスト
■メーカー希望本体価格
・9,900円

標準糸巻量
■ナイロン(ld-m)
・3-150
■PE(号-m)
・0.4-200

LT2000S-XH

基本スペック
■標準自重
・195g
■巻き取り長さ
・81cm
■ギア比
・6.2
■最大ドラグ力
・5Kg
■ハンドルアーム長さ
・45mm
■スプール径
・42mm
■ベアリング数
・4BB、1RB
■ハンドルノブ仕様
・Iシェイプライト
■付属品
・調整ワッシャー
■ボディ素材
・DS4
■ボディ構成
・ボディ+ボディカバー
■ローター素材
・DS4
■ギア素材
亜鉛ダイカスト
■メーカー希望本体価格
・9,900円

標準糸巻量
■ナイロン(ld-m)
・3-150
■PE(号-m)
・0.4-200

LT2500D

基本スペック
■標準自重
・210g
■巻き取り長さ
・75cm
■ギア比
・5.3
■最大ドラグ力
・10Kg
■ハンドルアーム長さ
・55mm
■スプール径
・45mm
■ベアリング数
・4BB、1RB
■ハンドルノブ仕様
・Iシェイプライト
■付属品
・調整ワッシャー
■ボディ素材
・DS4
■ボディ構成
・ボディ+ボディカバー
■ローター素材
・DS4
■ギア素材
亜鉛ダイカスト
■メーカー希望本体価格
・10,300円

標準糸巻量
■ナイロン(ld-m)
・12-150
■PE(号-m)
・1.2-300

LT2500S-XH

基本スペック
■標準自重
・210g
■巻き取り長さ
・87cm
■ギア比
・6.2
■最大ドラグ力
・5Kg
■ハンドルアーム長さ
・55mm
■スプール径
・45mm
■ベアリング数
・4BB、1RB
■ハンドルノブ仕様
・Iシェイプライト
■付属品
・調整ワッシャー
■ボディ素材
・DS4
■ボディ構成
・ボディ+ボディカバー
■ローター素材
・DS4
■ギア素材
亜鉛ダイカスト
■メーカー希望本体価格
・10,300円

標準糸巻量
■ナイロン(ld-m)
・4-150
■PE(号-m)
・0.6-300

LT2500S-DH

基本スペック
■標準自重
・225g
■巻き取り長さ
・75cm
■ギア比
・5.3
■最大ドラグ力
・5Kg
■ハンドルアーム長さ
・90mm
■スプール径
・45mm
■ベアリング数
・4BB、1RB
■ハンドルノブ仕様
・Iシェイプライト
■付属品
・調整ワッシャー
■ボディ素材
・DS4
■ボディ構成
・ボディ+ボディカバー
■ローター素材
・DS4
■ギア素材
亜鉛ダイカスト
■メーカー希望本体価格
・11,300円

標準糸巻量
■ナイロン(ld-m)
・4-150
■PE(号-m)
・0.6-300

LT3000D-C

基本スペック
■標準自重
・220g
■巻き取り長さ
・80cm
■ギア比
・5.3
■最大ドラグ力
・10Kg
■ハンドルアーム長さ
・55mm
■スプール径
・48mm
■ベアリング数
・4BB、1RB
■ハンドルノブ仕様
・Tシェイプライト
■付属品
・調整ワッシャー
■ボディ素材
・DS4
■ボディ構成
・ボディ+ボディカバー
■ローター素材
・DS4
■ギア素材
亜鉛ダイカスト
■メーカー希望本体価格
・10,700円

標準糸巻量
■ナイロン(ld-m)
・16-150
■PE(号-m)
・1.5-300

LT3000CXH

基本スペック
■標準自重
・220g
■巻き取り長さ
・93cm
■ギア比
・6.2
■最大ドラグ力
・10Kg
■ハンドルアーム長さ
・55mm
■スプール径
・48mm
■ベアリング数
・4BB、1RB
■ハンドルノブ仕様
・Tシェイプライト
■付属品
・調整ワッシャー
■ボディ素材
・DS4
■ボディ構成
・ボディ+ボディカバー
■ローター素材
・DS4
■ギア素材
亜鉛ダイカスト
■メーカー希望本体価格
・10,700円

標準糸巻量
■ナイロン(ld-m)
・8-150
■PE(号-m)
・1-200

LT4000CXH

基本スペック
■標準自重
・250g
■巻き取り長さ
・99cm
■ギア比
・6.2
■最大ドラグ力
・12Kg
■ハンドルアーム長さ
・60mm
■スプール径
・51mm
■ベアリング数
・4BB、1RB
■ハンドルノブ仕様
・Tシェイプライト
■付属品
・調整ワッシャー
■ボディ素材
・DS4
■ボディ構成
・ボディ+ボディカバー
■ローター素材
・DS4
■ギア素材
亜鉛ダイカスト
■メーカー希望本体価格
・11,100円

標準糸巻量
■ナイロン(ld-m)
・12-150
■PE(号-m)
・1.5-200

LT5000CXH

基本スペック
■標準自重
・260g
■巻き取り長さ
・105cm
■ギア比
・6.2
■最大ドラグ力
・12Kg
■ハンドルアーム長さ
・60mm
■スプール径
・54mm
■ベアリング数
・4BB、1RB
■ハンドルノブ仕様
・Tシェイプライト
■付属品
・調整ワッシャー
■ボディ素材
・DS4
■ボディ構成
・ボディ+ボディカバー
■ローター素材
・DS4
■ギア素材
亜鉛ダイカスト
■メーカー希望本体価格
・11,900円

標準糸巻量
■ナイロン(ld-m)
・20-150
■PE(号-m)
・2-300

LT6000D-H

基本スペック
■標準自重
・335g
■巻き取り長さ
・101cm
■ギア比
・5.7
■最大ドラグ力
・12Kg
■ハンドルアーム長さ
・60mm
■スプール径
・57mm
■ベアリング数
・4BB、1RB
■ハンドルノブ仕様
・パワーTシェイプ
■付属品
・調整ワッシャー
■ボディ素材
・DS4
■ボディ構成
・ボディ+ボディカバー
■ローター素材
・DS4
■ギア素材
亜鉛ダイカスト
■メーカー希望本体価格
・12,500円

標準糸巻量
■ナイロン(ld-m)
・30-150
■PE(号-m)
・3-300

前モデル「20レブロス」からの進化点

釣り場でやや上から見た24レブロスの写真

ここからは前モデルの20レブロスからの進化点を見ていきましょう。
主な進化点は5つあります。

1つずつ順番に確認していきましょう。

ローター軽量化で軽やか!エアドライブローター搭載

24レブロスのエアドライブローターのアップ

24レブロスでは、ダイワが掲げる設計思想であるエアドライブデザインのひとつ「エアドライブローター」を採用しています。

これは球体のような新形状のローター採用し、剛性を維持したまま軽量化したもの。

これによって、操作性と巻き出しの軽さが飛躍的に向上し、リール全体の軽量化にも繋がっています。

ベール軽量化でレスポンス向上!エアドライブベール

24レブロスのエアドライブベール

24レブロスでは、ワイヤータイプの「エアドライブベール」が採用されました。

これはベールも含めたローターユニットの軽量化を狙ったもので、後述のエアドライブローターとの相乗効果で回転慣性を低減。

これにより、回転のレスポンスと操作性が向上しています。

また、アームレバー部も新形状を採用糸絡みを軽減します。

前モデルより最大10gの軽量化

釣り下げられた24レブロス

後述のエアドライブローターエアドライブベールの相乗効果で20レブロスに比べ最大10gの軽量化に成功。

これによって操作性が向上し、何より釣りを続けても疲れにくくなっています。

低価格エントリーモデルでも軽量化の努力を怠らない!
ここはさすがダイワさんといったところです。

ドラグの滑りがよりスムーズに!ATD TYPE-L搭載

24レブロスのドラグノブ

24レブロスでは、20レブロスのドラグシステム「ATD」から、より滑り出しが滑らかな「ATD TYPE-L」にグレードアップ。

これによりラインへの負荷が軽減され、ライトライン使用時もトラブルなく快適になりました。

※:オートマチックドラグシステムの略称

巻取りの速いXHモデルをラインナップ

24レブロスの「XH」表記

24レブロスでは、前モデルになかったXH(エクストラハイギア)モデルをラインナップ。

これによってテンポの早い釣りやサーフでの釣りがより快適になりました。

前モデル「20レブロス」との共通点

20レブロス

写真は20レブロス

今度は前モデル20レブロスとの共通点を確認しましょう。
まだリール諸元表が更新されませんので正確ではありませんが、

  • ツイストバスターⅡ
  • クロスラップ
  • ローターブレーキ

この3点は踏襲される共通点でしょう。

ダイワ別モデルとの比較

画像はそれぞれダイワ製品ページ「レガリス」「クレスト」より

ここからはダイワの別モデルのリールとの違いを比較しましょう。
比較するリールは以下の通り。

順番に見ていきましょう。

上位モデル「23レガリス」との比較

23レガリス

まずは24レブロスのひとつ上位のモデル、23レガリスとの比較です。
主な違いを表にしました。


主な仕様の違い

24レブロス


23レガリス
総ベアリング数45
ボディ材質DS4
(ファイバー強化樹脂)
ZAION V
(カーボン強化樹脂)
ローター材質DS4
(ファイバー強化樹脂)
ZAION V
(カーボン強化樹脂)
ハンドル固定方式シャフト貫通式
(共回り式)
ねじ込み式
ドラグシステムATD-TYPE LATD-TYPE L
ラウンドノブ設定なしあり(4000番以上)
本体重量
(LT3000D-C)
220g195g
価格9,700~12,500円11,600~15,100円

23レガリスは上位モデルだけあって、基本性能が24レブロスよりも高められています。

ただ24レブロスもエアドライブデザインを採用、軽量化の実施やドラグシステムのグレードアップなどが施され性能差も縮まっています。

あとは実売価格で1,000~2,000円の差をどう見るか、ですね。

個人的にはより軽さや巻きのブレの少なさを重視するなら23レガリス価格と性能のバランス(コスパ)を重視するなら24レブロスを選ぶといいと思います。

23レガリスは過去にインプレしています。

下位モデル「20クレストLT」との比較

次は24レブロスの下位モデル、20クレストと比較してみましょう。
主な違いは以下の通りです。

主な仕様の違い
24レブロス

20クレスト
エアドライブデザイン採用非採用
ドラグシステムATD-TYPE LATD
ローターブレーキありなし
本体重量
(3000番比較)
220g240
価格9,700~12,500円6,400~8,300円

さすがにモデル末期に下位モデルと比べると、最新の24レブロスの方が高性能です。

値段は実売価格で20クレストの方が2,000~3,000円ほど安いのですが、

  • エアドライブデザイン不採用
  • ローターブレーキもなし

この2点がネックです。
特にルアー釣りをする方は、キャスト時のベール返りによるライン切れを防ぐためにも「ローターブレーキ」搭載の24レブロスを選ぶべきです。

ルアーを1、2個なくしてしまったら、それこそ20クレストとの価格差は埋まってしまいますからね。

※当見出し内の20クレストの画像はダイワ製品ページ「クレスト」より引用

24レブロスのインプレ

24レブロスのパッケージ

ここからは実際に購入した24レブロスのレビューをしていきます。

ファーストインプレッション

新品の24レブロス

ここからは箱出し状態の24レブロスをレビューしていきます。
トピックは3つです。

順番に見ていきましょう。

デザイン

まずはデザインから見ていきましょう。

20レブロスのボディ部分のアップ

写真は20レブロスのボディ。黒っぽいネイビーで細かなラメが入っている。

24レブロスのボディ部分のアップ

24レブロスはカラーは同系色だがラメなし。

前モデルの20レブロスのボディやローターは黒っぽいネイビーにラメが入っていました。

しかし今回の24レブロスでは、ラメの加飾をなくしてよりシンプルで大人びたデザインになりました。

24レブロスのローター

24レブロスでは新たにエアドライブローターを採用。


新旧レブロスのローターラインローラー側
新旧レブロスのローターラインローラー反対側

※画像左側が24レブロス、右側は20レブロス

ローターの両サイドにねじ頭が見える安っぽいデザインから一転、ねじ頭が隠れるデザインで高級なリールに見違うほどすっきり。

オレンジゴールドの差し色やメッキの加飾も相まって、同じ価格帯ではこの24レブロスのデザインが一番優れていると感じます。

24レブロスのベール

ベールはワイヤータイプのエアドライブベールを採用。

ローター、ベール共に上級機種の23レガリスと同じ仕様です。
これらが操作性を向上、本体の軽量化に貢献しています。

23レガリスと同様に、ベール開閉時にクリック音が鳴る仕様となりました。
これでベールを起こしきらずにキャストして高切れするトラブルを防げます。

24レブロスのハンドルと本体

皆さんが期待したであろうハンドルは、残念ながらねじ込み式ではなくシャフト貫通式
(共回り式)
でした。

ねじ込み式にしてしまうと23レガリスと差別化できないんでしょう。

「どうしてもねじ込み式ハンドルがいい!」って方は少し高いですが23レガリスを選ぶか、シマノの22サハラを検討するとよいでしょう。

巻き心地

空巻き中の24レブロス

お次は巻き心地をチェックしていきましょう。
箱出し状態での巻き心地は、

「安価なXHモデルながら巻き出し軽く、巻き心地も悪くない」

といった感触でした。

当然、安価なモデルなので巻きの質感を云々かんぬん言い出せばキリはありません。
しかし、この価格帯でこの巻き心地なら十分合格点です。

重さ

計りに乗った24レブロス

最後は重さです。
今回購入の24レブロスのカタログ重量は210g、実測値は208.5gでした。

20レブロスと比べ10g軽くなっています。(20レブロスLT2500S-Hとの比較)

この価格帯のリールで210gは十分軽いと言えます。

実釣インプレッション

釣り場でドラグノブ側から撮った24レブロス

さてここからは24レブロスの実釣インプレッションにいきましょう。
トピックは次の4つです。

一つ一つ見ていきましょう。

扱いやすさ

24レブロスと実際に釣りあげたアオリイカ

今回身銭を切って買い、実際に使ってみて分かりました。
24レブロスは軽くて扱いやすいリールです。

やはりエアドライブローター、ベール採用で操作性が向上したのは大きいです。
またベール開閉時のクリック音追加XHモデル追加ドラグのアップデートなど細かな性能アップも扱いやすさの向上に寄与しています。

さらに本体も安く、実売価格7,000円~買えるため気兼ねなく使えるところも扱いやすさにつながっています。

安価でそれなりに軽量、操作性よく十分な性能を持っているためガンガン使える、そんなリールです。

キャストフィール

フェザリング中の24レブロス

24レブロスのキャストフィールはLC-ABS搭載で良好です。

個人的にはシマノのロングストロークスプール搭載機種に肉薄していると感じます。

ちなみにロングストロークスプールは21アルテグラ(17,500円~21,900円)からの搭載。

それを考えると24レブロスのキャストフィールは値段以上と言えます。

巻き心地

巻取中の24レブロス

24レブロスの巻きの軽さは価格以上に軽快で、巻いては止めるワインドやエギングなどでも快適でした。
やはりエアドライブローター、エアドライブベール搭載が効いています。

今回はXHモデルでしたが、ノーマルやハイギアモデルではより軽快でしょう。

ただ、巻きの質感はというとノイジーではないものの、しっとり滑らかという感じでもないです。
ここら辺は価格相応といったところでしょう。

ドラグ性能

釣りあげたマゴチと24レブロス

24レブロスのドラグ性能は前モデルに比べ格段によくなっています。

それもそのはず、ドラグシステム自体がATDからATD TYPE-Lにアップデートされているからです。

実釣でも滑りはじめと滑っている最中の差が少なく、価格にしてはしっかり出てしっかり止まるドラグだと感じました。

前モデルの20レブロスでは緩めのドラグだと、滑り出しはいいもののなかなか止まらない感触がありました。

24レブロスではドラグ性能は格段に向上し、アジングやエリアトラウトなどのライトゲームでも使用しやすいリールとなりました。

24レブロスのメリット

ここからは実際に24レブロスを購入し使ってみて分かったメリットを見ていきましょう。
メリットは次の3つです。

順番に見ていきましょう。

性能のバランスがよい

24レブロスでの釣り最中

24レブロスの1つめのメリットは「性能のバランスがよい」です。

24レブロスは巻きや重量、ドラグやトラブルレス性能など性能のバランスがよく、実釣でもしっかりと魚を釣ることができました。

変に尖ったところがなく、性能も平均以上。
今回のようにエギングやライトなルアー釣りはもちろん、サビキやちょい投げなどの餌釣りでも快適に使えます。

安いのでガンガン使える

カヤック上で24レブロスを巻いている写真

2つめのメリットは「安いのでガンガン使える」ことです。

24レブロスはしっかり使える低価格のスピニングリール。
しかもラインナップ豊富で様々な釣りに対応できます。

おかっぱりの釣りはもちろんのこと、カヤックやサップでの釣りや餌釣りなどの汚れやすい釣りにも気兼ねなく使えるのは大きなメリットです。

特にカヤックなど水没や落下させる可能性の高い釣りでは、安いのに軽くて使いやすい24レブロスは重宝します。

軽くて疲れにくい

釣り場での24レブロスのアップ

3つめのメリットは「軽くて疲れにくい」ことです。

24レブロスは全てのラインナップが1万円以下で買えるモデルの中最も軽量です。

本体重量が軽いため疲れにくいのはもちろん、扱いやすく、軽量なロッドとの組み合わせでもその利点を損なうことはありません。

そのためエギング、アジング、エリアトラウトなどでも使いやすいリールです。

軽いリールを安く買いたい方には、24レブロスがベストでしょう。

24レブロスのデメリット

安くて軽くて使いやすい24レブロスですが、デメリットも感じました。

確認していきましょう。

防水性能は期待できない

24レブロスの逆転レバー

24レブロスは低価格ながらしっかり使えるリールですが、防水性能は期待しないほうがいいでしょう。

なぜなら逆転レバー(ストッパー)がついているからです。
これはレバーを操作することローターを逆転できるようになる、というものですが…

当然隙間があるため水が入り込みますし、レバーが割れて内部にかけらが入ってしまうとトラブルの元になりかねません。

特に筆者はカヤックやサップで釣りをするためリールに水がかかりやすく、個人的には
「逆転レバーをなくしてほしい…」と思っています。

しかしながら、おかっぱりなどで普通に使用する分には問題もありませんけどね。

まとめ:軽量で見た目もよく使いやすい!3拍子揃った低価格スピニングリール!

釣り場でボディ側から撮った24レブロス

今回は2024年9月に発売された24レブロスのレビューをしてみました。

「軽くて扱いやすく、デザインも磨かれたお手頃価格のリール」

であることが分かっていただけたかと思います。
安くて軽量なリールをお探しの方は検討してみてくださいね。

DAIWA
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以上、佑(@yu_iianbai)でした!またね!

佑@おだ釣りfrom新潟
釣りをより「快適に」「楽しめる」ようになる情報の提供を心掛け、日々発信しています。
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