選び方次第で釣果に差が出るほど重要なアジングのジグヘッド。
しかし「種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない…」こんな方も多いはず。
そこで今回はアジングジグヘッドを徹底解説します!
- アジングジグヘッドの種類と特徴
- ヘッド重量による違い
- フック形状の違いによる特徴
「でも結局のところどれがいいの?」
という方のために、最後におすすめのアジングジグヘッドの紹介もあります。
ぜひあなたのジグヘッド選びにお役立てください。
そもそもジグヘッドとは

ジグヘッドとは、おもりと一体になったハリのことです。
このハリにワームを刺して使います。
「アジング=ジグヘッドの釣り」
と思ってもらっても間違いないくらい、アジングで主流の仕掛けです。
ちなみに他のアジングの仕掛けについては以下でまとめています。
気になる方はこちらも覗いてみてください。
ヘッド形状の違いによる特徴

まずはジグヘッドの形状による違いを見ていきましょう。
アジングジグヘッドの形状は主に以下の4つ。
- 丸型(ラウンド型)
- 砲弾型(バレット型)
- 船型(アーキ―・コブラ型)
- 矢じり型(デルタ型)
順番に見ていきましょう。
丸型

数あるヘッド形状の中でも、最も一般的なのがこの丸型(ラウンド型)。
癖がなく、しっかりとした操作性で扱いやすいオールラウンダーです。
- 適度な引き抵抗がある
- フォールスピードは早め
- 浮き上がりも早め
- キャストの飛距離に安定感がある
丸型をもとにヘッド形状を工夫し、アピール力や操作性、安定性の向上などを狙った様々なモデルが存在します。
砲弾型

メバリング用ジグヘッドの形状としてポピュラーなのが砲弾型(バレット型)。
ですが、アジングでももちろん使えます。
スイミング時の姿勢に安定感があり、ただ巻きでの横の釣りも得意。
- 引き抵抗は少ない
- フォールスピードは少し遅め
- 浮き上がりにくい
- スイミング姿勢が安定している
- キャストの飛距離も安定
レンジキープもしやすいため、巻きの釣りなら砲弾型の出番です。
船型

船型は、丸型と砲弾型の中間的な特徴をもつジグヘッドです。
ただ巻き、リフト&フォールもこなし、ボトムでも安定する形状でどんな釣りでもそつなくこなします。
- 引き抵抗少なめ
- フォールスピード遅め
- 若干浮き上がりやすい
- スイミング姿勢も割と安定
リフト&フォールから、ただ巻き、ボトムステイまで幅広く対応します。
矢じり型

矢じり型は左右に激しく動いて魚を誘うダートアクションがメインのジグヘッド。
ラインを叩くように張ってダートさせ、その後のフォールやただ巻きで食わせます。
- 引き抵抗は少ない
- フォールスピード少し早め
- 浮き上がりにくい
- トゥイッチで左右に激しく動く
メリハリのある動きに反応のよいときに効果的なジグヘッドです。
ヘッド材質の違いによる特徴

ここからはヘッドの材質による特徴を見ていきます。
アジングジグヘッドの材質は主に4つ。
- 鉛
- タングステン
- スズ・亜鉛合金
- ハイブリッド
順番に確認していきましょう。
鉛

- 価格が安い
- 製品の種類が豊富
- 柔らかく傷がつきやすい
鉛製のジグヘッドは、最も一般的なジグヘッド。
安価で加工性もよいため、各社の様々なジグヘッドに採用されています。
タングステン

- 価格が高め
- 製品の種類はそれなり
- 高比重
- 硬く傷がつきにくい
タングステン製のジグヘッドも、鉛製ほどではありませんがポピュラーなジグヘッド。
高比重でキャストの飛距離が伸びやすく、フォールスピードも速いです。
スズ合金、亜鉛合金

- 価格は鉛製と同程度
- 製品の種類は少ない
- 鉛より密度が小さく軽い
スズ合金や亜鉛合金のジグヘッドは、スローな釣りが得意なジグヘッド。
浮き上がりやすく、フォールも遅いので漂わせるような誘いが得意です。
鉛+樹脂のハイブリッド

- 価格は少し高め
- 製品は1種類のみ
- 鉛単体よりかなり軽い
- 飛距離は少し劣る
鉛+樹脂製のジグヘッドはスローフォールが超得意。
空気抵抗があり飛距離は落ちますが、超スローフォールでアジを魅了します。
迷ったら丸型の鉛ヘッドがいい

アジングのジグヘッド選びに悩んだら、「丸型の鉛製ジグヘッド」を選びましょう。
なぜなら、オールラウンドで活躍する汎用性の高さと、どこでも手に入る入手性の高さを兼ね備えているからです。
ヘッド重量による違い

ヘッド重量による違いについてみていきましょう。
分かりやすく表にしてみました。
ヘッド重量 | 1g以下 | 1~2g | 2g以上 |
食わせ 能力 | 高い | 普通 | 低い |
浅場の 釣り | 得意 | 普通 | 苦手 |
深場の 釣り | 苦手 | 普通 | 得意 |
操作の 手ごたえ | 少ない | 標準的 | 良好 |
飛距離 | 出にくい | 標準的 | 出やすい |
風の中での 扱いやすさ | 扱いにくい | 普通 | 扱いやすい |
基本的に軽量になるほど食わせる能力は上がります(ゆっくりと自然に誘えるため)
ですが沈みも遅く飛距離も出ないので、状況に合わせて重さを選びます。
釣り場の水深や状況にもよりますが、1g前後を基準としてローテーションするのがよいでしょう。
フック形状の違いによる特徴

さてここからはフックの形状による違いを見ていきましょう。
ここで説明するトピックは以下の3つ。
- ゲイプの開き
- シャンクの長さ
- ベンドの位置
フックの各部の名称がわからない方は、以下の画像を参考にしながらご覧ください。

それでは順番に見ていきます。
ゲイプの開き

まずはゲイプの開きです。ゲイプとはハリの軸からハリ先までの長さのこと。
日本語では「フトコロ幅」と呼ばれます。
ハリ先が外側に向き、ゲイプが開いているものを「オープンゲイプ」と呼びます。
逆にハリ先が内側を向き、ゲイプが閉じているものは「クローズゲイプ」です。
アジングではオープンゲイプが主流で、以下のような特徴があります。
- アジの口の奥にかかりやすい
- 豆アジには吸い込まれにくい
アジは頬の肉が極端に薄いため口切れでばらしやすいです。
ゆえに、口奥でハリを掛けられるオープンゲイプが使われるわけですね。
シャンクの長さ

お次はシャンクの長さです。シャンクとはハリの軸の部分のこと。
アジングではシャンクの短いショートシャンクが主流です。
ショートシャンクのフックには以下の特徴があります。
- アジの口の奥にかかりやすい
- ワームの動きを妨げない
- ワームの保持力は低め
シャンクが短くなるとハリ先角度が大きくなります。
よってアジの口奥にハリ掛かりさせやすくなるわけです。
フトコロ最深部の位置

最後はフトコロ最深部の位置。
フトコロとはハリ先と軸を結んだラインから下全体部分のことです。
フトコロ最深部が軸に近いものを「リテイナーベンド」、
逆にハリ先に近いものを「スプロートベンド」と呼び、ハリ先と軸部の真ん中にあるものは「ラウンドベンド」と呼びます。
フトコロ最深部が軸に近いリテイナーベンドには次の特徴があります。
- たわみが少なく伸びにくい(折れやすい)
- 掛けた魚のキープ力がある
- ワームがずれにくい(裂けやすい)
スプロートベンドはリテイナーベンドの逆の特徴です。
- よくたわみ粘りが効く(伸びやすい)
- 魚のキープ力は普通
- ワームが裂けにくい(ずれやすい)
そしてラウンドベンドはこれらの中間的な性能です。
おすすめのアジングジグヘッド5選

さてここからはおすすめのアジングジグヘッドの紹介です。
紹介するアジングジグヘッドは以下の5つ。
- ターンズヘッド(ミザール)
- ゼログラヘッド(34)
- レンジクロスヘッド(土肥富)
- ダッシュヘッド(ヤマイ ステキ針)
- 海太郎 レベリングヘッド(一誠)
順番にひとつずつ見ていきましょう。
ターンズヘッド

おすすめジグヘッド1つ目はミザールの「ターンズヘッド」です。
このジグヘッドの特徴は以下の通り。
- 扱いやすいヘッド形状
- バラしにくいフック形状
- 錆びにくくもちのよいフック

筆者が「数あるアジングのジグヘッドからひとつだけ選べ」と言われたら、
間違いなくこのターンズヘッドを選びます。
掛けたアジを確実に釣りあげたい方にぜひ使ってほしいジグヘッドです。
実釣インプレ記事はコチラからどうぞ。
ゼログラヘッド

おすすめのアジングジグヘッド、2つ目は34(サーティフォー)の「ゼログラヘッド」です。
このジグヘッドの特徴は以下の通り。
- 超スローフォールが可能
- 存在を感じやすい体積の大きなヘッド
- 0.1g単位のラインナップ(0.3~0.7g)
少し値が張るジグヘッドですが、そのスローフォール性能は唯一無二。
超スローな釣りがはまる状況では、このジグヘッドに勝てるものは他にないでしょう。
レンジクロスヘッド

3つ目のおすすめのアジングジグヘッドは土肥富の「レンジクロスヘッド」です。
このジグヘッドには以下の特徴があります。
- 超シャープな針先
- 軽い操作感
- スローフォールする形状のヘッド
おすすめのジグヘッドの中でもその針先の鋭さは随一。
ショートバイトでもなんとか掛けたい!そんなときに使ってほしいジグヘッドです。
ダッシュヘッド

4つ目のジグヘッドはヤマイ、ステキ針の「ダッシュヘッド」です。
このジグヘッドの主な特徴は以下の通り。
- ダートもこなす水切れのよいヘッド
- 高耐久でパワフルなフック
- ワームの保持性能も高い
リフト&フォールからダートまでこなす矢じり型ジグヘッドです。
フックも頑丈なので、大型アジを手返しよく釣りあげる際に大活躍。実釣インプレッションはコチラからどうぞ!
海太郎 レベリングヘッド

おすすめアジングジグヘッド5選、最後は一誠(issei)の「海太郎 レベリングヘッド」です。
以下の特徴があります。
- 水平姿勢で泳ぐアイの位置
- スリムでフィット感良好なヘッド
- フックの種類が豊富
砲弾型ヘッドとその中心に配置されたアイでスイミング姿勢も良好。
リフト&フォールから巻きの釣りまでそつなくこなせます。
ジグヘッドを使いこなして釣果を向上させよう!

今回はアジングジグヘッドの種類と特徴、おすすめジグヘッドのご紹介でした。
おすすめのアジングジグヘッドをまとめると以下の通り。
- ターンズヘッド(ミザール)
- ゼログラヘッド(34)
- レンジクロスヘッド(土肥富)
- ダッシュヘッド(ヤマイ ステキ針)
- 海太郎 レベリングヘッド(一誠)
適材適所でジグヘッドを使い分け、釣果アップを目指しましょう!
アジングの他の仕掛けはこちらの記事で紹介しています。
あわせて読んでみてくださいね。
以上、佑(@yu_iianbai)でした!またね!