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アジングの仕掛け9種類とその特徴を解説!初心者はまずはジグヘッドリグで釣ってみよう!

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今回はアジングの仕掛けとその特徴の解説していきます。

実はアジングの仕掛けとはほとんどの場合、ジグヘッドリグ(ジグ単)です。
なぜならアジングの魅力は、エステルライン+ジグ単で感じられるダイレクト感だから!

しかしながら、遠めや深めのポイントを狙う場合は他の仕掛けも使えるとよいことも事実。
そこで今回は、

アジングで使える仕掛けとその特徴を解説していきます。

今回紹介する仕掛けは全部で9種類。

この記事を読めば、もうアジングの仕掛けで迷うことはないです!
ひとつづつ順番に見ていきましょう。

1.ジグヘッドリグ(ジグ単)

ジグ単の仕掛け

「ジグヘッド単体」、略して「ジグ単」
この仕掛けは最もスタンダードで、他の仕掛けの基本ともなる仕掛けです。

おもりと一体となった針にワームを刺して使用する「ジグ単」
この仕掛けには以下の特徴があります。

ジグヘッドリグ(ジグ単)の特徴
  • ワームを付けるだけなので簡単
  • おもりつきのため操作感がよい
  • アジのあたりもダイレクトに伝わって楽しい

このジグ単は、仕掛けがシンプルでアジのあたりもダイレクト。
特にエステルラインと組み合わせると、フォール中もあたりも感じられ楽しい!

「アジング=エステルラインでのジグ単」
と考えても問題ないほど主流なのがこの「ジグ単」です。

2.スプリットショットリグ

スプリットショットリグの仕掛け

スプリットショットリグは、ジグヘッドやノーシンカーリグ(針とワームのみの仕掛け)の手前にシンカー(おもり)を固定して使う仕掛け。

基本的に、ジグヘッド側の重量より重いシンカーを取り付けます。

スプリットショットリグの特徴
  • 飛距離が出しやすい
  • 深場も狙いやすい
  • ワームの動きがマイルド

基本的に重めで、ジグ単より飛距離も出しやすく深場も釣りやすいです。

シンカーの方が先行して動くため、その先にあるワームの動きを想像しアクションを付けましょう。

おもりの種類と特徴

ここからはスプリットショットリグに使用するシンカーの特徴を見ていきましょう。
スプリットショットリグのシンカーは主に2種類

順番に見ていきましょう。

ガン玉(割りビシおもり)

ゴム針タイプのガン玉
ガン玉の特徴
  • 価格は安い
  • 取り付けが簡単
  • 取り外しも簡単
  • 他の釣りにも使える

ガン玉は、ジグ単からラインを切らずに仕掛けを変えられるのが最大のメリット。

脱着が簡単で、もちろん餌釣りにも流用可能。
欠点は、ガン玉の開口部の付け根が裂けてしまうと使えなくなることくらい。

注意点としては、ガン玉はゴム張りタイプを選ぶこと。
こうすることでラインブレイク防止になり、ジグ単に戻すときもガン玉を外すだけで済みます。

フジワラの「ゴムコートガン玉セット」が入手性もよく使いやすいです。

専用シンカー

スプリットショットリグの専用シンカー
専用シンカーの特徴
  • ガン玉より価格は高め
  • 重さの変更が簡単
  • 仕掛けの長さの変更も簡単
  • シンカーが長持ち

専用シンカーは、ストッパーをおもりの上下に被せて固定する方式。
事前にラインにストッパーを通したり、ストッパーを外す手間はかかります。

ですがシンカー自体の脱着は簡単。
道具も必要ないので仕掛けの長さや重さの変更がスピーディーに行えます

代表的な製品はアルカジックジャパンの「スプリットシンカー」、ダイワの「月下美人 TG アジングシンカー」です。

3.キャロライナリグ

キャロライナリグの仕掛け

キャロライナリグもジグヘッドやノーシンカーリグの手前にシンカーを付けます。
基本的にはスプリットショットリグより重たい誘導式シンカーを使用します。

キャロライナリグの特徴
  • 飛距離が出る
  • 深場も狙いやすい
  • あたりも感じやすい

誘導式のため、仕掛けづくりや変更には手間がかかります。
ですが遠投できて当たりがダイレクト、根掛かりの際にもシンカーを回収しやすいというメリットがあります。

仕掛けの重量が重いので、できればジグ単用とは別のタックルを用意したいです。

おもりの種類と特徴

バレットシンカー

バレットシンカー
バレットシンカーの特徴
  • 価格が安い
  • 重さの種類も豊富
  • フォールが早い

バレットシンカーはバス釣りなどに使われる銃弾型の中通しおもり。
どの釣具屋さんにもおいてあり手に入れやすく、価格も安いです。

比重が高くフォールが早いため、深場か底を釣りたいときにおすすめです。

専用シンカー

キャロライナリグ専用のシンカー
専用シンカーの特徴
  • 少し高価
  • 種類は少ない
  • フォールが比較的ゆっくり
  • 浅場も探りやすい
  • 飛距離が出る

キャロライナリグ専用シンカーは浮力やフォールの姿勢を考え設計されています。
これにより、中層や表層を釣りやすくなっています。

代表的な製品はティクトの「Mキャロ」、アルカジックジャパンの「ARキャロフリーシンカー」です。

4.フロートリグ

フロートリグの仕掛け

フロートリグは、飛距離を出しつつも浅場をゆっくり釣りたいときに使う仕掛けです。

イメージとしては、前述のキャロライナリグのシンカーが
「飛距離のでるウキ」に置き換わった仕掛け
という感じ。

フロートリグの特徴
  • まあまあ飛距離が出る
  • 浅場も狙いやすい
  • スローに誘える

こちらも基本、仕掛け作りに手間はかかります。
ですがジグ単では届かないポイントをスローに釣れるメリットがあります。

フロートの種類と特徴

中通し(誘導式)

中通しフロート
中通し(誘導式)の特徴
  • あたりがダイレクト
  • ジグヘッドを上下させられる
  • 仕掛けを組むのが面倒
  • 種類が豊富

中通しフロートは唯一、ウキを支点にジグヘッドを上下させ魚を誘える仕掛け。
ラインがフロートの中を通っているため、当たりも感じやすいです。

またフロートは浮かぶものから沈むものまであり、重さのラインナップも必要十分。

代表的な製品はアルカジックジャパンの「ぶっ飛びRockerⅡ EVO」やハヤブサの「メバルロケット」です。

ワンタッチタイプ

ワンタッチタイプのフロート
ワンタッチタイプの特徴
  • 取り付けが簡単
  • 種類は少なめ
  • 価格は高め

ワンタッチタイプのフロートはジグ単からの変更がとても簡単です。
脱着が簡単で仕掛けの長さの変更や、ジグ単に戻すのも手間がかかりません。

誘導式よりはダイレクト感には欠けますが、それを補って余りある手軽さです。

代表的な製品はシマノの「ソアレ アウトシュート」、「ソアレ タイディ」やアルカジックジャパンの「シャロ―フリーク プチ」です。

直結びタイプ

直結びタイプのフロート
直結びタイプの特徴
  • 仕掛けを組むのが簡単
  • 他タイプに比べ操作感がいい
  • 飛距離が出る

直結びタイプでのフロートジグは、メインラインとリーダー結束時の余ったラインにフロートを直接結ぶ仕掛け
通称、「Fシステム」とも呼ばれます。

フロートとジグヘッドが並列につながります。
そのため操作性もよく、飛距離も出やすいです。

代表的な製品はアルカジックジャパンの「シャロ―フリーク」です。

5.ダウンショットリグ

ダウンショットリグの仕掛け

ダウンショットリグはおもりがワームより下につく、いわゆる「胴突き仕掛け」です。
深場や流れの中を効率よく探れて、飛距離も出るのがメリット。

ダウンショットリグの特徴
  • 飛距離が出る
  • 深場や流れの中をテンポよく探れる
  • その場でのステイも可能

基本的には枝ハリスを出して軽量のジグヘッドを結び使用します。
ですがフックがノーシンカーならバス釣りのように直でも結べます。

あらかじめ仕掛け組んでおき、サルカンやスナップで取り付けられるようにしておくと変更も簡単になります。

6.メタルジグ

アジングに使える2種類のメタルジグ

メタルジグは、棒状の金属に塗装をしたシンプルなルアーです。
ジャーキングやトゥイッチ、リフト&フォールなど様々な誘い方ができ、風にも強く飛距離も抜群。

メタルジグの特徴
  • 飛距離が出る
  • 遠方や深場も探りやすい
  • 他の魚種も釣りやすい

遠くでナブラが湧いたときにも対応できるので、1本は持っておきたいルアーです。

アジングでのおすすめは上記の写真の、
デュオのテトラワークス テトラジグ(写真上)、シマノのソアレ A-ジグ(写真下)です。

7.メタルバイブ

アジングで使うメタルバイブレーション2種

メタルバイブは「メタルバイブレーション」の薄型の金属プレートに塗装を施したルアーで、別名「鉄板」とも呼ばれます。

メタルバイブの特徴
  • 飛距離が出る
  • ただ巻きでアクションする
  • 適度な引き抵抗
  • 他の魚種も釣りやすい

巻くだけで細かく振動して魚を誘います。
アジの他、メバルやカマス、メッキやセイゴ釣りにも使える万能ルアーです。

アジングでのおすすめは、
クリアブルーのアジコンバイブ(写真左)、ジャッカルのナノバイブ(写真右)です。

8.シンキングペンシル

アジングで使用するシンキングペンシル
シンキングペンシルの特徴
  • 適度な重みで操作感がよい
  • ただ巻きとフォールで簡単に誘える
  • 大きめのシルエットで高アピール

シンキングペンシルは、沈む「ペンシルベイト」。
文字通り鉛筆のように細長い形状のプラグです。

ただ巻きでは左右にふらふらとS字を描くようにアクションします。

ワームに比べボリュームのあるシルエットで存在感もあるため、アジが小魚を捕食しているときに使いたいルアーです。

代表的な製品は写真の、クリアブルーアジクトシリーズです。

9.極小プラグ

アジングで使用する極小プラグ

アジングの極小プラグも、主にシンキングペンシルタイプのルアーです。
軽く浮き上がりやすいので、主に浅場のアジやメバルを狙うために使われます。

極小プラグ
  • 表層付近も攻めやすい
  • ジグ単のように使える
  • フグやベラに強い
  • 見た目がかわいい

ジグ単と同じくらいの重さで扱いやすいです。
またゆっくり動かしてもワームのようにフグやベラにぼろぼろにされないのが大きな利点。

代表的な製品はダイワの月下美人 アジング澪示威SOLID(写真上)、ジャクソンのミジンコ(写真下)です。

状況に合わせて仕掛けを変更し、釣果アップを狙おう

今回はハードルアー含め9種類のアジングの仕掛けを解説しました。
状況に合わせて仕掛けを変更して、楽しいアジングをより満喫しましょう!

YouTubeもやってます。
最新のアジング動画も置いておきますね!

以上、佑(@yu_iianbai)でした。

佑@おだ釣りfrom新潟
釣りをより「快適に」「楽しめる」ようになる情報の提供を心掛け、日々発信しています。
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