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22サハラのラインローラーにベアリング追加!メリット3つとやり方解説!振動対策についても解説!

22サハラのベアリング追加手順説明記事のアイキャッチ
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22サハラベアリング追加をして、さらに「使える」リールに進化させていきます。

前回購入したサハラC2000Sは、ラインローラーの回転が渋い個体でトラブルが起きたり、メーカーに修理依頼で1.5か月かかったりと大変でした。

前回買った22サハラのインプレ記事

なので今回は、新たに購入した22サハラ2500SHGのラインローラーにベアリングを追加していきながらやり方を解説していきます。

ベアリング追加で得られる恩恵についても触れます。
ライントラブルが頻発している方はぜひラインローラのベアリング追加を検討してみてください。

ラインローラーへのベアリング追加で得られるメリット3つ

まずはラインローラーへのベアリング追加によって得られるメリットについて確認していきましょう。

主なものは3つです。

  • ライントラブルを未然に防げる
  • ラインの寿命が延びる
  • キャストの飛距離低下を防ぐ

順番に見ていきましょう。

メリット:ライントラブルを未然に防げる

ラインローラーの回転が悪いと、巻き取りやドラグが出る際にラインがよれます。

そのラインのよれが原因でキャストの際にライントラブルが起こってしまいます。

ラインローラーにベアリングを追加して回転性能がよくなることで、ライントラブルは激減します。

その結果、時間のロスが少なくなり、より快適に釣りができるようになります。

メリット:ラインの寿命が延びる

ラインローラーの回転が悪くラインがよれると、ライントラブルが頻発し、ラインを切って対処しなくてはならなくなります。

また、ラインがよれると、「ラインをよじる力」が常に掛かった状態になり、どんどんラインが劣化していきます。

ラインローラーにベアリングを追加することで、ラインがよれにくくなり、ラインの寿命が延びます。

その結果、ラインを交換する頻度も減り、ライン代の節約にもつながります。

メリット:キャストの飛距離低下を防ぐ

ラインローラーの回転が悪くよれてしまったラインは、キャストの飛距離低下につながります。

なぜかというと、よれたラインはガイドとの摩擦が大きくなってしまうためです。

ラインローラーにベアリングを追加することで、ラインがよれなくなり、キャストの飛距離低下を防ぐことができます。

ベアリング追加に必要なもの

準備するものは2つです。

  • ベアリング追加キット
  • ドライバー

順番に見ていきましょう。

ベアリング追加キット

まずはベアリング追加キットです。

ベアリングや隙間調整用のシムなどは個別に注文もできます。

ですが手間がかかるので、今回は【HEDGEHOG STUDIO】さんの
22サハラ用 ラインローラー1BB仕様チューニングキット [B-TYPE]を使います。

海での使用がメインのため、耐腐食性を重視し「HRCB防錆ベアリング」を選択しました。

ドライバー

次はドライバーです。

マイナスドライバーがおすすめですが、プラスドライバーでも充分です。

ベアリング追加手順

ではここから実際にベアリング追加していきます。

作業自体は単純です。

ベールアーム側の2つのパーツを追加キットのものと交換し、ねじ側のワッシャーの前にキットのワッシャーを追加するだけです。

それでは順を追って解説していきます。

➀ねじを外し、ラインローラーを取り出す

まずはラインローラー部のねじを外します。

ねじを外したら、ベールの位置をずらしてラインローラーを取り外します。

②取り出したラインローラーを分解する

お次は、取り外したラインローラーを分解します。

とは言っても、はまっているだけですので簡単に分解できます。

分解できました。

一番右のワッシャーは、ねじ側のパーツ(アームカム)にはまっていることがあるので注意してください。

こんな風にはまっていることがあります。

③キットを追加し組み込む

あとはベアリング追加キットを追加して組み立てていきます。

追加キットのベアリングを、追加キットのローラーブッシュにはめます。

次はこれを、純正パーツのアームローラーにはめ込みます。

はめ込みが完了しました。

続いて今組み立てたローラーを、リールのベールに組み込みます。

組み込めたら、キットのローラーブッシュに純正のスペーサーをはめます。

しっかりと力を入れてはめてください。

次は、キットの金属ワッシャーを2枚をラインローラー内部に組み込みます。

純正パーツの金属ワッシャーを、リールのアームカムにはめます。

④ラインローラー部をねじで再固定する

最後にラインローラー部をアームカムに差し込み、ねじを締めこみます。

⑤動作確認を行い、完成!

最後に組み込んだラインローラーがスムーズに回転することを確認しましょう。問題なければベアリング追加は完了です。

振動が気になる方へ

実際にベアリングを追加したところ、早巻き時にローターからブルブルとした振動が伝わるようになりました。

これは、ベアリング化したことにより、ローター周りの重量バランスが崩れたためです。

釣りものによって、振動が気になる方もいらっしゃると思うので、振動対策の方法も解説します。

やり方は簡単で、

ローターのラインローラー側に、0.8gの鉛シールを貼って調整する

これだけです。

ラインローラーのベアリング追加をする方は、これから解説する振動対策も併せて行うとより快適です。

それでは順を追って解説していきます。

ローターの振動対策に必要なもの

準備するものは3つあります。

  • 鉛シール1.0mm
  • はさみ
  • マイナスドライバー

順番に見ていきます。

鉛シール1.0mm

まずは重量バランス調整用の「鉛シール」です。

アクティブの鉛シールはハサミでカットでき、シールなので簡単に貼れます。

貼り付けるスペースが限られていますので、厚みは1.0mmのものがおすすめです。

はさみ

お次ははさみ。これで鉛シールをカットします。

一般的なはさみで問題ありません。

マイナスドライバー

最後はマイナスドライバーです。

ローターの隙間に鉛シールを貼る際に、押し付けて接着させるのに必要です。

細くて丈夫なものならなんでも代用できます。(千枚通しやハサミの先端など)

振動対策の手順

ここから実際に振動対策を行っていきます。

作業はとても簡単で、写真の赤丸のところに0.8g前後にカットした鉛シールを貼るだけです。

①鉛シールを10mm×14mm程度にカットする

まずは鉛シートをカットします。

10mm×14mmの寸法でカットするとおよそ0.8gになります。

②ドラグノブを緩め、スプールを外す

次はドラグノブを回して緩め、スプールを外します。

こうすることで作業が行いやすくなります。

③カットした鉛シールを張り付ける

➀でカットした鉛シールを張り付けていきます。

ローターの外側に飛び出さない位置に貼ります。

マイナスドライバー等で押し付け、しっかりと張り付けてください。

収まりよく貼れました。

④スプールを戻し、ドラグノブを締める

②で外したスプールを戻し、ドラグノブを締めます。

⑤実際に巻いて動作確認

実際に巻いてみて、振動が軽減できているか確認してください。

これで振動対策は終わりです。

今回の振動対策の注意点

今回の振動対策は、22サハラ2500SHGで行いました。

よって同じローターサイズの、

  • 2500
  • C3000
  • C3000DH
  • C3000HG

上記の番手でも同じやり方で対策可能です。

また、他の番手でもラインローラーのベアリング追加で変化する重量は同じですので、0.8gの鉛シール貼り付けで振動は軽減されると思います。

ですが、もし鉛シール0.8gの貼り付けでは改善されない場合は、お手数ですがご自身で鉛シールの重量調整をお願いします。

まとめ:ベアリング追加はコスパよく簡単!

今回はラインローラーのベアリング追加のメリットとその方法振動対策について解説しました。

ラインローラーへのベアリング追加はお手軽ながら効果の高いカスタムです。
ぜひ試してみてください。

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以上、佑(@yu_iianbai)でした。またね!

佑@おだ釣りfrom新潟
釣りをより「快適に」「楽しめる」ようになる情報の提供を心掛け、日々発信しています。
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