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【高コスパ!】トラウトX ATのインプレ!バランスよく初心者にもおすすめできるロッド!

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今回はダイワのエリアトラウトロッド、トラウトX AT 60XULのインプレです。

結論から言うと、トラウトX ATは

性能のバランスに優れる、初心者でも扱いやすいロッド

です。

他社ロッドと比較しながらインプレッションしていきます。

ダイワのエリアトラウトロッド「トラウトX AT」とは

ダイワのトラウトX ATは2021年に発売された、エリアトラウトエントリーモデルのロッドです。

2014年に初代の「トラウトX」がデビューし、2021年にモデルチェンジを果たし「トラウトX AT」となりました。

新たに3つのグラスティップモデル、

  • 40XUL
  • 46XUL
  • 50XUL

これらが追加され、より女性やお子様にも扱いやすいモデルに進化しています。

トラウトX ATのラインナップ

トラウトX ATは4.0ftから6.6ftまで10モデルのラインナップとなっています。

品名自重(g)全長(m)適合ルアー重量(g)適合ライン(ld)カーボン
含有率(%)
メーカー
希望本体
価格(円)
40XUL・N741.220.8-41.5-4928,100
46XUL・N781.380.8-41.5-4928,800
50XUL・N821.520.8-41.5-4929,500
56XUL・N761.680.8-41.5-49811,300
56UL・N781.680.8-72-69811,300
60XUL・N801.830.8-41.5-49811,600
60UL・N811.830.8-72-69811,600
60L・N821.831-103-89811,600
63UL・N851.910.8-72-69711,900
66UL・N861.990.8-72-69712,200

カラーリングは5.6ft以上は黒色グラスティップモデルは赤色と色分けされています。

ダイワHP「TROUT X AT」より

トラウトX ATの特徴

ダイワのトラウトX ATの特徴は以下の2つです。

  • ロッドのねじれを抑制!「ブレーディングX」
  • 魚が乗りやすい「グラスソリッドティップモデル」

順番に見ていきましょう。

ロッドのねじれを抑制!「ブレーディングX」

ダイワHP「TROUT X AT」より

トラウトX ATは、ねじれを抑えるダイワの「ブレーディングX」を採用しています。

これはバット部分の最外層をカーボンテープでX状に締め上げる技術です。

これによりパワーロスを抑制し、操作性が向上しています。

また、副次的な効果として、バット部分の強化持ち重りの低減にもつながっています。

魚が乗りやすい「グラスソリッドティップモデル」

トラウトX ATは、魚が乗りやすいソリッドティップの中でも、最もしなやかなグラスソリッドティップを採用しています。

これにより、食い込みがよくオートマチックに魚が掛かる(乗る)ロッドになっています。

※:40XUL・46XUL・50XULのみ採用

他社トラウトロッドとの比較

ここからは他社の同価格帯エリアトラウトロッドと比較してみます。

シマノ トラウトライズとの比較

トラウトライズは、シマノの発売するエントリーモデルのトラウトロッドです。

主な違いを表にしました。赤字が優れている点です。

比較項目ダイワ トラウトX
AT 60XUL
シマノ
トラウトライズS60XUL
自重(g)8072
ガイドの数76
ガイドリング
材質
表記なしトップガイドのみ
SiC
カーボン含有率(%)9895
本体価格(円)11,60011,200

トラウトX ATが優れている点

トラウトライズに比べ、トラウトX ATが優れている点は以下の2点です。

  • ガイド数が多いこと
  • カーボン含有率の高さ

詳しい説明は省きますが、一般的にロッドはガイド数が多いほどブランクスのパワーロスが少なく、感度が向上します。

また、カーボン含有率においても一般的に高ければ高いほど高感度で軽量なロッドに仕上がります。

逆に、トラウトライズが優れている点は以下の通り。

  • 自重の軽さ
  • 本体価格の安さ
  • トップガイドリングの材質

この価格帯で唯一、トップガイドにSiC(シリコンカーバイト)を採用しており、耐久性に優れます。

ちなみに自重は実際に計測するとトラウトX AT60XULも70g台であまり差がなく、(実測結果は後ほど)価格差も誤差のレベル。

正直、この2本であればデザインの好きな方を買ってよいでしょう。

トラウトライズが気になる方は、過去記事でインプレしています。

メジャークラフト トラパラエリアとの比較

トラパラ エリアはメジャークラフトが展開する、エリアトラウト用のロッドです。

主な違いは以下の通り。赤字が優れている点です。

比較項目ダイワ トラウトX
AT 60XUL
メジャークラフト
トラパラ エリア
TXA-602SUL
自重(g)8053.5g(実測値)
メーカー記載なし
ガイドの数76
カーボン含有率(%)98記載なし
本体価格(円)11,6008,500

トラウトX ATが優れている点

トラパラ エリアに比べ、トラウトX ATが優れている点は以下の2点です。

  • ガイド数が多いこと
  • カーボン含有率の高さ

優れている点は、トラウトライズと比較した際と一緒ですね。

逆に、トラパラ エリアが優れている点は以下の通り。

  • 自重の軽さ

メーカーの表示価格についてはトラパラ エリア方が安いですが、実売価格は8,500円程度ですのでトラウトXと大差ないです。

トラパラ エリアについては下記の記事でまとめています。

また、3本のエリアトラウトロッドを徹底的に比較した記事もあります。

みんなの口コミと評価

インプレッションに移る前に、他の使用者様の口コミを見ていきましょう。

よい口コミ

よい口コミでは、

  • 手ごろな価格
  • 扱いやすさ
  • 感度の良さ

これらを評価している方が多く見られました。

トラウトX AT 60XUL購入者様の口コミ
安価でよい
価格も安くお買い得。使用感は感度もよく粘りがあり楽しめます。このシリーズで追加購入しようと思います。

トラウトX AT 60XUL購入者様の口コミ
エリア釣り用に
値段が手ごろで購入。軽くて振りやすく満足しています。

また、短いグラスティップモデルを購入された方の口コミでも、性能に満足されている方が多い印象です。

トラウトX AT 46XUL購入者様の口コミ
エリアトラウト用ならコレ
細めのラインを使用すれば1.0g以下のスプーンもしっかり飛ばせます。

トラウトX AT 46XUL購入者様の口コミ
柔らかい!
柔らかくルアーを投げやすい。60オーバーのマスでも余裕のあるやり取りができた。

トラウトX AT 50XUL購入者様の口コミ
手ごろな価格
娘用に購入。赤いデザインが気に入っています。プールフィッシングで使いやすいロッドです。

入門用モデルながら、性能のよさに満足されている方が多く、コストパフォーマンスの高いロッドであることが伺えます。

わるい口コミ

製品に対するわるい口コミはかなり少なかったです。

以下が唯一見つけることのできた、製品に対するわるい口コミです。

トラウトX AT 60UL購入者様の口コミ
ジョイントがあまい?
私の継ぎ方が悪かったのか、竿を振るうちにジョイントが緩くなっていました。

ジョイント部が緩むという口コミはこの一つだけでした。これについてはこの後実釣にて確認していきます。

トラウトX AT 60XULのインプレ

ここからは、実際に購入したロッドでインプレッションしていきます。

ファーストインプレッション

ここでは、以下の3つについてみていきましょう。

  • デザイン
  • しなやかさ、ハリ
  • 重量

デザイン

まずはグリップ部分のデザインから見ていきましょう。

今回購入したのは、トラウトX ATの60XUL。

バット部分はブラックで、リールシートにはカーボン調の印刷がされています。

グリップは汚れに強いEVA素材です。

シャンパンゴールドのパーツで加飾され、全体的に落ち着きのあるあか抜けたデザインです。

ブランクスは、透明の塗装をしたような、黒に近いグレー。

バットは一部カラーを変えたり、飾り巻きを入れたりしておりデザインにもこだわっているのがわかります。

ガイドの数は計7つで同価格帯のロッドに比べ1つ多く、ロッドのパワーを活かしやすいです。

しなやかさ、ハリ

触った第一印象としては、

「ハリとしなやかさのバランスがよい」

と感じました。

XULという一番やわらかいロッドですが、適度なハリがありキャストやファイトがしやすそうです。

重量

続きましては重量です。

カタログスペックでは80gで、実測結果は76.5gでした。

エントリーモデルの6ftで80g以下は充分軽いと言えるでしょう。

エリアトラウト実釣

ここからは実際に魚を釣ってみてインプレッションしていきます。

ロッドがぶれにくく、投げやすい

適度なハリがありつつもしなやかなので、ルアーを飛ばしやすいです。

多少リリースタイミングがずれてもしっかりとルアーを前方に飛ばしてくれます。

特に1~3g台のルアーが投げやすく、飛距離も出しやすいです。

また、ロッドのぶれも少なく、キャストの正確性も良好です。

感度も必要充分

今回の実釣では20匹以上のトラウトを釣りましたが、魚当たりも分かりやすかったです。

ラインで当たりをとるエリアトラウトですが、ラインが張る当たりのときは割と手元までその感触が伝わります。

また、クランクベイトなどの巻物の釣りも、当たりをはじくこともなく快適に釣りをすることができました。

感度としなやかさをうまくバランスさせた、扱いやすいエリアトラウト用ロッドだと感じます。

魚を寄せるパワーもある

XULという、ラインナップ中で一番柔らかい番手でしたが、40cm強のニジマスも余裕で寄せられました。

さすがに50、60cmの魚となると苦戦するでしょう。しかし、一般的な管理釣り場で使用するには必要充分のパワーを持っています。

気になる継ぎ目のゆるみはなし

エリアトラウトでの実釣を含め計3回、釣りをしました。

その中でわるい口コミにあった「使用中にジョイント部が緩んでくる」ことは一度もありませんでした。

なので正しく使用すれば基本的には大丈夫だと思います。

もし継ぎ目の緩い個体にあたってしまったら以下2つの対処がおすすめです。

  • 購入店舗に相談する。
  • 「ろう」や、フェルールワックスを使う

保証期限内であれば店舗に相談するのがよいでしょう。

ちなみにロッドのジョイント部ですが、釣行後は必ず取り外してください。継いだまま保管すると、固着の原因になります。

まとめ:バランスのよい高性能な入門ロッド

ダイワ、トラウトX AT60XULのインプレッションのまとめにいきましょう。

  • ハリ、コシがあり適度にしなやかで性能バランスに優れる
  • まとまりがあり落ち着いたデザイン
  • 価格もお手頃でコスパが高い

ダイワのトラウトX AT60XULは性能のバランスがよく扱いやすいロッドで、性能上の欠点もなく、過去に試したエントリーモデルの中で一番のおすすめできるロッドです。

また、トラウトXに合わせるリールは、神コスパのダイワのレブロスがおすすめです。

以上、佑(@yu_iianbai)でした!

ABOUT ME
佑@新潟の釣り人
釣りをより「快適に」「楽しめる」ようになる情報の提供を心掛け、日々発信しています。 釣り歴は30年弱で、ルアー釣りがメイン。 最近エサ釣りの奥深さを再認識し勉強中!