アジングで釣れるアジはせいぜい大きくて40cm程度。
ではアジングにランディングネットは不要なのか?というと実はそうではありません。
- あなたにランディングネットが必要かどうか
- ランディングネットの選び方
- おすすめのアジング用ランディングネット
この記事を読んでアジング用ランディングネットの必要性を検討し、必要な場合はメリットを確認して導入を検討してみてください。
アジングにランディングネット(タモ)が必要な場合

まずはアジングにおけるランディングネットの必要性を確認しましょう。
必要な場合は以下の通り。
- 足場が悪い場合
- 足場が高い場合
- 大型アジや別の魚が混じる場合
- キャッチ率を上げたい場合
順番に見ていきましょう。
足場が悪い場合

足場が悪い場合はランディングネットは必須です。
足場がよい広い堤防などで釣りをしている場合と違い、テトラポッドや磯などの上ではアジを抜き上げて下ろす場所がありません。
狭いテトラの上や磯の上に釣りあげると逃げられる確率も高くなってしまいます。
なので抜き上げたアジはランディングネットでキャッチしましょう。
そうすることで逃げられることはなくなります。
足場が高い場合

足場が高い場合でもランディングネットは必要です。
なぜならアジは口切れしやすくい魚で、ハリの掛かりどころがよくなければ抜き上げるのが難しいからです。
ランディングネットがあれば掛かりどころが悪くても、海面までアジをすくいにいってキャッチできます。
「掛かりどころが悪かったら諦める!」
という方以外は、足場が高い場合はシャフト部分が伸びるランディングネットを用意しましょう。
大型アジや別の魚が混じる場合

大型のアジや別の魚が釣れる場合もネットは欲しいです。
アジは大型でも口切れしやすいため、ランディングネットをがあれば確実。
またアジングはマダイやクロダイ、スズキ、キジハタなどが釣れることも珍しくありません。
抜き上げられない嬉しいゲストも、ランディングネットをがあれば確実に釣りあげられます。
アジングで大型のアジや別の魚が釣れる可能性が高い場合は、ランディングネットを携帯しましょう。
キャッチ率を上げたい場合

少しでもアジを多く釣りたい場合もランディングネットがあったほうが無難です。
なぜなら釣り上げたアジの落下防止はもちろん、
「口が切れそうで抜き上げられない!」
なんてときも海面までランディングネットですくいに行けるからです。
これによってキャッチ率は大きく向上します。
アジのキャッチ率を上げたい場合はランディングネットを導入しましょう。
アジング用ランディングネット(タモ)の選び方

さてここからは、アジングにつかうランディングネットの選び方を見ていきましょう。
ポイントは3つあります。
- 枠のサイズは30cm以上
- シャフトの長さは釣り場や使い方で選ぶ
- 携帯性も考慮しよう
ひとつずつ順番に確認していきましょう。
枠のサイズは30cm以上

画像はプロックス「ラバーランディングネット(15型・19型)」より
アジングでのランディングネットのサイズは、30cm以上40cm未満くらいが一番使いやすいです。
あまり大きいと扱いずらく、頻繁にランディングネットを使用するアジングには向きません。
このサイズであれば大型アジはもちろん、不意の大物ゲストもなんとかキャッチできますよ。
シャフトの長さは釣り場や使い方で選ぶ

画像はプロックス「ワンハンドフリップネット」より
シャフトの長さはあなたの行く釣り場の足場の高さに応じて選びましょう。
伸縮ができるタイプを選べばアジを海面まですくいに行けますし、手元でのキャッチもできます。
「落下防止だけできればいいのよね~」
という方はシャフトの短いものを選ぶことで出費を抑えることができます。
携帯性も考慮しよう

画像はプロックス「ワンハンドフリップネット」より
足場が悪かったり、細かく移動を繰り返す場合はランディングネットの携帯性も考慮しましょう。
ネットのフレームが折りたためるランディングネットは携帯性が良好。
またカラビナやホルダー(ハンガー)付属のものでしたらベルトやD環に取り付けられ、移動時も快適です。
おすすめのランディングネット(タモ)

続いてはおすすめのランディングネットの紹介です。
今回おすすめするのは以下の4つ。
- ラバーランディングネットショートグリップ
- ぽろりサポートネット
- ワンハンドフリップネット
- キャッチバー改 タイニーネット
ひとつずつ見ていきましょう!
ラバーランディングネットショートグリップ

画像はプロックス「ラバーランディングネットショートグリップ」より
海面が近い場合や、抜き上げたアジの落下だけを防止したい場合はプロックスの「ラバーランディングネットショートグリップ」がおすすめです。
ネットの交換はできない作りですが、その分シンプルで安い!
ゴム付きナスカンでネットの落下防止措置を取りつつ使えます。
筆者も使っていましたが、正直これで必要充分。
シンプルな分、低価格で導入しやすいのが利点です。

ぽろりサポートネット

画像はダイワ「ぽろりサポートネット」より
少し価格が上がりますが、ダイワの「ポロリサポートネット」もおすすめ。
こちらは先ほど紹介したプロックスのネットのナスカン部分がカラビナ仕様になったもの。
ネットのフレームサイズもほぼ同じですので、好みに合わせて選んでください。
まあプロックスの方にカラビナ買い足した方が安く済みますがね…
しかしながらシルバーのカラーリングはシンプルで魅力的です!

ワンハンドフリップネット

筆者も使っているプロックスの「ワンハンドフリップネット」。
これが正直一番おすすめです。
ネットフレームが畳め、アルミのフックハンガー付属、さらにはシャフトも伸縮可能!
マルチに活躍する1本で、お値段も控えめなのが嬉しい!

シャフトの長さは3種類あって、アジの落下防止だけならハンディショート、

海面までアジをすくいにいきたいという場合はアジャスターロング、

他の大きい魚種でも使いたい場合はアジャスターロングセミラージ、
こんな感じで選ぶことが可能です。
さらにはネットの素材まで選べます。
アジングのランディングネット選びに迷ったらまず初めに検討していただきたいネットです。
動画でのインプレもしてますので、よかったらこちらから見てみてください!
※見出し内画像はすべてプロックス「ワンハンドフリップネット」より引用
キャッチバー改 タイニーネット

足場が高い場合はテイルウォークの「キャッチバー改 タイニーネット」がおすすめです。
2.1mまで伸びるランディングシャフトがついているのでお値段は上がりますが、足場の高い場所で海面までアジをすくいにいけます。
ネット部分を折りたためるようにできる「タモジョイント」もあわせて使うと仕舞寸法が小さくなりより快適です。
アジングでのランディングネットを使ってしっかりキャッチしよう!

いかがでしたでしょうか?
ライトゲームであるアジングにおいても、意外とランディングネットが活躍する場面は多いと感じたのではないでしょうか。
アジングでのランディングネット選びの参考になれば幸いです。
以上、佑(@yu_iianbai)でした!またね!