今回はがまかつの集魚灯「ラグゼ フラッドライト LEFL2000」のインプレ記事です。
一言でいえばこの集魚灯は、
「多彩な設置方法が可能で、充電しながら使える軽量な集魚灯」
この記事を読むことで以下のことが分かります。
- フラッドライト LEFL2000の特徴
- ハピソンの充電式集魚灯との違い
- 実釣インプレッション
集魚灯選びでお悩みの方はぜひ最後までご覧くださいませ。
記事に合わせて動画も視聴すると理解が深まると思います!
ラグゼ フラッドライト LEFL2000の特徴

まずはがまかつの「ラグゼ フラッドライト LEFL2000」の特徴を見ていきましょう!
主な特徴は以下の6つです。
- 設置の自由度が高く使いやすい
- 充電しながら使用できる
- 軽量、コンパクトで持ち運びしやすい
- バッテリーの残量表示がある
- IP65で防塵、防水
- 暖色含む5段階の照射モードで細かな調整が可能
ひとつずつ順番に確認していきましょう。
設置の自由度が高く使いやすい

まず1つ目の特徴は「設置の自由度が高く使いやすい」です。
これは純正の折りたためる三脚がついているため。
多少設置場所が傾いていたりデコボコしていても設置できます。

またライトの角度も調整でき、海面に向けての照射も可能。
かなり設置の自由度が高いです。

さらには脚を折り畳みロッドホルダーに差し込むことも可能です。

ちなみにランガンボックスのオプションであるロッドホルダーには差せませんでした。
まあこのボックスを持ち込める釣り場なら三脚を展開して設置できるとは思いますが…
充電しながら使用できる

2つ目の特徴は「充電しながら使用できる」です。
モバイルバッテリーと組み合わせて使用することで、充電式集魚灯ながら長い時間使用することが可能。
また、充電を忘れていたときにもモバイルバッテリーで充電しながら使えます。
軽量、コンパクトで持ち運びしやすい

3つ目の特徴は「軽量、コンパクトで持ち運びがしやすい」です。
3脚、バッテリー含め328gの本機は他の集魚灯に比べ軽くてコンパクト。
ライトの角度も変更可能なので、持ち運び方に合わせ柔軟に対応できます。

また、折り畳み式のハンドルもついているためカラビナで引っ掛けて持ち運ぶことも可能です。
バッテリーの残量表示がある

4つ目の特徴は「バッテリーの残量表示がある」です。
これがあることによって、充電の進み具合を確認出来るのはもちろん、釣り場での残量確認も可能。
なので
「途中でライトが切れて再点灯時に魚が散ってしまう」
なんてトラブルも未然に防ぐことができます。
IP65で防塵、防水

5つ目の特徴は「IP65で防塵、防水」です。
IPとはJISの保護等級で、1番目の数字が防塵性能を、2番目の数字が防水性能を表しています。
ラグゼ フラッドライト LEFL2000のIP65の保護内容は、
「内部に塵埃が入らない」かつ「噴水流によって有害な影響がない」です。
陸上で使用する集魚灯の保護性能においては充分すぎる性能でしょう。
ちなみに、各性能の等級と内容は以下の通りです。
防塵性能の保護等級とその内容
保護等級 | IPコード | 保護の内容 |
0 | IP0X | 保護されていない |
1 | IP1X | 直径50mm以上の 固形物が内部に入らない |
2 | IP2X | 直径12.5mm以上の 固形物が内部に入らない |
3 | IP3X | 直径2.5mm以上の 固形物が内部に入らない |
4 | IP4X | 直径1.0mm以上の 固形物が内部に入らない |
5 | IP5X | 塵埃の侵入を完全に防止できないが 電子機器の動作には問題がない |
6 | IP6X | 塵埃の侵入がない |
防水性能の保護等級とその内容
保護等級 | IPコード | 保護の内容 |
0 | IPX0 | 保護されていない |
1 | IPX1 | 垂直に落下する水滴による 有害な影響がない |
2 | IPX2 | 垂直から15度以内で落下する 水滴による有害な影響がない |
3 | IPX3 | 垂直から60度以内で落ちてくる 水滴によって有害な影響がない |
4 | IPX4 | あらゆる方向からの飛沫よって 有害な影響がない |
5 | IPX5 | あらゆる方向からの噴水流によって 有害な影響がない |
6 | IPX6 | あらゆる方向からの強い噴水流に よって有害な影響がない |
7 | IPX7 | 一時的に一定水深で水没しても 内部に浸水しない |
8 | IPX8 | 継続的に水没しても 内部に浸水しない |
暖色含む5段階の照射モードで細かな調整が可能

最後の特徴は「5段階の照射モードで細かな調整が可能」です。
ルアーチェンジなどにも対応できる暖色の100ルーメンから集魚効果の高い白色2000ルーメンまで5段階で調整できるので、シーンに合わせた使用が可能。
内臓バッテリーのみで長時間釣りをしたい場合も、光量を細かく調整して照射時間を長くすることができます。
ハピソンの充電式集魚灯との違い

さてここからは同じ充電式集魚灯であるハピソンの集魚灯との違いを見ていきます。
主な違いを分かりやすく表にまとめました。
画像はそれぞれ、がまかつ「フラッドライト LEFL2000」、ハピソン「充電式高輝度LED投光型集魚灯」より
個人的には、
- 三脚付きで地面やテトラに置いた場合も海面を照らせる
- 軽くてコンパクト
- 充電端子がType-Cで別の機器と共用しやすい
以上の3点が大きく、ラグゼのフラッドライト LEFL2000の方が好み。
ですが、
- 岸壁から壁面に沿わせて吊って使用したい!
- カラーフィルターが欲しい!
上記のような方はハピソンの「充電式高輝度LED投光型集魚灯(YF-503)」の方がよいでしょう。

ご自身のよくいく釣り場や釣りのスタイルに合わせてお選びください。
実釣インプレッション

さてここからは実際にアジングに使用してみたインプレです。
トピックは次の5つ。
- 集魚力は充分!
- 軽くて助かる!
- 充電しながら使えるのは便利!
- 意外とどこにでも置けちゃう!
- モバイルバッテリー併用時はその置き場に悩む…
順番に見ていきましょう。
集魚力は充分!


集魚力は単体使用でも充分で、釣果には満足しています。
今回このラグゼの集魚灯を手に入れるまでは、
- 集魚灯なし
- お手製集魚灯
これらの方法で2年ほどアジングしていましたが、フラッドライト LEFL2000を使い出してから明らかに釣果が上がっています。
特に最近、投げれば釣れる入れ食いモードにもたびたび遭遇。
これは集魚灯なしのときやお手製のもののときは起きなかったことです。

単体でも集魚力は充分ですが、満充電のモバイルバッテリーと併用することでよりチャンスが増える印象。
特に入れ食いモードは長時間高出力で照らしているときに突入しやすかったです。
短時間集中なら単体使用、腰を据えがっつり釣るならモバイルバッテリー併用がおすすめです。
いずれにしても集魚灯としての性能は充分で、ほぼ確実に釣果アップにつながるでしょう。
軽くて助かる!

自分がよくアジングするポイントは、お世辞にも足場がよいとは言えない場所。
できれば荷物は軽くて小さいほうがいいです。
そんな状況での使用だったので、バッテリー込み330gのフラッドライト LEFL2000は軽いため持ち運びが楽で助かりました。
しかも折りたためる三脚付きでコンパクトに収まり、持ち運びしやすい。
磯場やテトラなど、足場の優れない釣り場でも携帯しやすい集魚灯です。
充電しながら使えるのは便利!

集魚灯の充電を忘れていたことがありましたが、フラッドライト LEFL2000の充電しながら使える仕様に助けられたことがありました。
もちろんモバイルバッテリー等の給電機器があることが前提。
それでも充電しながら使える仕様なのは助かります。
また、集魚灯とモバイルバッテリーをどちらも満充電にしておいてからフラッドライト LEFL2000に給電しながらなら長時間の高出力照射も可能。
過去に給電しながら使っていた時に入れ食いになることが多かったので、単体でも充分ですがモバイルバッテリー併用もおすすめです。
意外とどこにでも置けちゃう!

先ほどもお伝えした通り、自分がよくアジングに行く場所は足場がよくないです。
それでもフラッドライト LEFL2000は置き場に困りません。
折り畳み式の三脚とライトの広い調整角(180度)のおかげで極端な角度でなければどこでも設置可能。
ちなみに三脚も360度可動するので、本体ごと移動させなくとも微調整ができます。
足場の優れない釣り場でも単体使用が可能な、便利な集魚灯です。
モバイルバッテリー併用時はその置き場に悩む…

単体使用でも充分効果を発揮するフラッドライト LEFL2000ですが、モバイルバッテリーと併用することでより長時間使用でき、集魚効果も長続きします。
ですが足場の優れないポイントにおいて、接続したモバイルバッテリーの置き場については悩みます。
本体自体は三脚でどこでも安定する一方、モバイルバッテリーは傾いた場所に置くと滑り落ちる可能性があります。
接続されたモバイルバッテリーが落下すれば、集魚灯本体も引っ張られて落下、水没するかも知れません。
下記のようなカラビナ付きモバイルバッテリーなら、折りたたみハンドルにぶら下げることも可能ですが…
正直、モバイルバッテリーを固定できるバンドかホルダーが付属していたらありがたいなと思いました。
まとめ:設置の自由度高く、持ち運びしやすい集魚灯!

今回はがまかつの「ラグゼ フラッドライト LEFL2000」のインプレでした。
割と手ごろな価格で手に入るこの集魚灯は、
「設置の自由度高く、持ち運びしやすい集魚灯」
であることが分かっていただけたかと思います。
コンパクトで持ち運びも手軽ですので、集魚灯の導入を考えている方のはぜひ候補に入れてほしい集魚灯です。
ラインも見やすくなって快適ですし、なにより間違いなく釣果が向上しますよ!

実際に使用して釣果を上げている動画もあります!
ちなみにこれらは本体のみの単体使用!
気になる方は見ていって下さいね!
以上、佑(@yu_iianbai)でした!またね!