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アジングの仕掛け9種類とその特徴を解説!初心者はジグヘッドリグ(ジグ単)がおすすめ!

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「アジをルアーで釣ってみたい!」

と思われている方、アジングの仕掛けにはどんなものがあるか知っていますか?

今回はアジングの仕掛けの種類とその特徴について解説していきます。

この記事を読めば、もうアジングの仕掛け選びに迷うことはないでしょう。

ワーム(ソフトルアー)を使う仕掛け

様々なアジングワーム

まずはアジングの仕掛けの基本、ワームを使う仕掛けです。
ワームを使う仕掛けは全部で5つ

  • ジグヘッドリグ(ジグ単)
  • スプリットショットリグ
  • キャロライナリグ
  • フロートリグ
  • ダウンショットリグ

順番に見ていきましょう。

ジグヘッドリグ(ジグ単)

ジグ単の仕掛け

「ジグヘッド単体」、略して「ジグ単」
この仕掛けは最もスタンダードで、他の仕掛けの基本となる仕掛けです。

「ジグヘッド」というおもりと一体となった針にワームを刺して使用します。

このジグ単は、仕掛けがシンプルでアジのあたりもダイレクト

特にエステルラインと組み合わせると、フォール中もあたりが取りやすく楽しいです。

「アジング=ジグ単」と考えても問題ないほどに主流なのがこの「ジグ単」です。

ヘッド形状の違いによる特徴

ここからはヘッド形状の違いによる特徴を見ていきましょう。
アジングのジグヘッドの形状は主に以下の4つです

  • 丸型(ラウンド型)
  • 砲弾型(バレット型)
  • 船型(アーキ―・コブラ型)
  • 矢じり型(デルタ型)

順番に見ていきましょう。

丸型
丸型のジグヘッド
丸型(ラウンド型)
・適度な引き抵抗がある
・フォールスピードは早め
・浮き上がりも早め
・キャストの飛距離に安定感がある

数あるジグヘッドのヘッド形状の中でも、最も一般的なのがこの丸型です。

癖がなく、しっかりとした操作性で初心者から上級者まで扱いやすいオールラウンダー。

丸型をもとにヘッド形状を工夫し、操作性や引き抵抗、アピール力の向上などを狙った様々なモデルがあります。

代表的な製品はティクト「アジスタ!」、がまかつの「宵姫ラウンド」などです。

砲弾型
砲弾型のジグヘッド
砲弾型(バレット型)
・引き抵抗は少ない
・フォールスピードは少し遅め
・浮き上がりにくい
・スイミング姿勢が安定している
・キャストの飛距離も安定

メバリング用ジグヘッドの形状としてポピュラーな砲弾型ですが、アジングでも使えます。

スイミング時の姿勢が安定しているため、ただ巻きでの使用がメイン。

リフト&フォールよりもただ巻きに反応がよいときはこのジグヘッドの出番です。

代表的な製品はカルティバ「アジ弾丸」やイッセイ海太郎の「レベリングヘッド」です。

船型
船型のジグヘッド
船型(アーキ―・コブラ型)
・引き抵抗少なめ
・フォールスピード遅め
・若干浮き上がりやすい
・スイミング姿勢も割と安定

底面で水を受ける船型は、丸型と砲弾型の中間的な特徴をもつジグヘッドです。

ただ巻き、リフト&フォールもこなし、ボトムでも安定する形状で汎用性の高いモデル。

リフト&フォール主体のアジングから、ただ巻き主体のメバリングまで幅広く対応します。

代表的な製品はがまかつ「宵姫コブラ」、土肥富の「レンジクロスヘッド」など。

矢じり型
矢じり型のジグヘッド
矢じり型(デルタ型)
・引き抵抗は少ない
・フォールスピード少し早め
・浮き上がりにくい
・トゥイッチで左右に激しく動く

矢じり型は左右に激しく動いて魚を誘う「ダートアクション」がメインのジグヘッドです。

竿先でラインを叩くように張ってダートさせ、その後のフォールやただ巻きで食わせます。

緩急の付いたメリハリのある動きに反応のよいときに効果的なジグヘッドです。

代表的な製品はジャッカル「キビキビダートジグヘッド」、マグバイト「アジキラージグヘッド」です。

ヘッド材質による特徴

ここからはヘッドの材質による特徴を見ていきます。
アジングジグヘッドのヘッド材質は主に次の4つです。

  • タングステン
  • スズ・亜鉛合金
  • ハイブリッド

順番に確認していきましょう。

4種類の鉛製ジグヘッド
オーソドックスな「鉛製」
・価格が安い
・製品の種類が豊富
・やわらかく傷がつきやすい

鉛製のジグヘッドは、最も一般的なジグヘッドです。

安価で加工性もよいため、各社の様々なジグヘッドに採用されています。

タングステン
2種類のタングステン製ジグヘッド
高比重で硬い「タングステン製」
・価格が高め
・製品の種類はそれなり
・高比重で飛ばしやすく沈みやすい
・硬く傷がつきにくい

タングステン製のジグヘッドも、鉛製ほどではありませんがポピュラーなジグヘッド。

高比重のため、キャストの飛距離が伸びやすくフォールスピードも速めです。

代表的な製品はダイワ「月下美人 アジングジグヘッド TG」、シマノ「ソアレ カケガミTG」、ティクト「アジスタ!TG」など。

スズ・亜鉛合金
錫製ジグヘッド
鉛より軽量「スズ・亜鉛合金製」
・価格は鉛と同じか若干高め
・製品の種類少ない
・鉛より密度が小さく軽い

鉛より密度の低いスズ合金や亜鉛合金のジグヘッドは、スローな釣りが得意なジグヘッド。

浮き上がりやすく、フォールも遅いので漂わせるような誘いが得意です。

ハイブリッド
鉛と樹脂の混合素材のジグヘッド
鉛+樹脂コーティングヘッド
・価格は少し高め
・製品は1種類のみ
・鉛のみよりかなり軽い
・空気抵抗があり飛ばしにくい

鉛に樹脂コーティングを施した「ゼログラヘッド」スローフォール特化型ジグヘッド。

低比重のヘッドの超スローフォールでアジを魅了します。

空気抵抗があり飛距離は落ちますが、レンジキープがしやすいのが特徴です。

迷ったら丸型の鉛ヘッドがいい

丸型のジグヘッド3種類

アジングの仕掛けにおいて、ジグヘッド選びに悩んだら、

「丸型の鉛製ジグヘッド」

を選びましょう。

なぜなら、オールラウンドで活躍する汎用性の高さと、どこでも手に入る入手性の高さ兼ね備えているからです。

スプリットショットリグ

スプリットショットリグの仕掛け

スプリットショットリグは、ジグヘッドやノーシンカーリグ(針とワームのみの仕掛け)の手前にシンカー(おもり)を固定して使う仕掛け。

基本的に、ジグヘッド側の重量より重いシンカーを取り付けます。

ジグ単の仕掛けと比べ、飛距離も出しやすく深場も釣りやすくなります。

シンカーの方が先行して動くため、その先にあるワームの動きを想像しアクションさせることが大切です。

おもりの種類と特徴

ここからはスプリットショットリグに使用するシンカーの種類とその特徴を見ていきましょう。

アジングで使用するスプリットショットリグのシンカーは主に2種類

  • ガン玉(割りビシおもり)
  • 専用シンカー

順番に見ていきましょう。

ガン玉(割りビシおもり)
ゴム針タイプのガン玉
脱着が簡単!ガン玉タイプ
・価格は比較的安価
・ラインを挟むだけで簡単に装着
・取り外しも簡単
・ほかの釣りのも流用可能

ガン玉でのスプリットショットリグは、ジグ単からラインを切らずに仕掛けを変えられるのが最大のメリットです。

脱着が簡単で、餌釣りにも流用可能。
欠点は、ガン玉の開口部の付け根が裂けてしまうと使えなくなることくらい。

注意点としては、ガン玉はゴム張りタイプを選ぶこと。
こうすることでラインブレイク防止になり、ジグ単に戻すときもガン玉を外すだけで済みます。

フジワラの「ゴムコートガン玉セット」が入手性もよく使いやすいです。

専用シンカー
スプリットショットリグの専用シンカー
重さの変更が簡単!専用シンカー
・ガン玉より価格は高め
・重さの変更が簡単
・仕掛けの長さの変更も簡単
・シンカー自体も長持ちする

専用シンカーは、ラインに通したストッパーをおもりの上下に通し固定する方式。

事前にラインにストッパーを通したり、ジグ単に戻すときにストッパーを外す手間はかかります。

ですがシンカー自体の脱着が簡単で、道具も必要ないので仕掛けの長さや重さの変更がスピーディー。

代表的な製品はアルカジックジャパンの「スプリットシンカー」、ダイワの「月下美人 TG アジングシンカー」です。

キャロライナリグ

キャロライナリグの仕掛け

キャロライナリグもスプリットショットリグと同様、ジグヘッドやノーシンカーリグの手前にシンカーを付けて使用します。

シンカーが誘導式で、基本的に重めのシンカーを使用するところがスプリットショットリグとの違いです。

誘導式のため、仕掛けづくりや変更には手間がかかります。

ですが当たりがダイレクトに伝わり、根掛かりの際にもシンカーを回収しやすいというメリットがあります。

おもりの種類と特徴

バレットシンカー
バレットシンカー
低価格な「バレットシンカー」
・価格が安い
・重さの種類も豊富
・フォールスピードが速い

バレットシンカーはバス釣りなどに使われる銃弾型の中通しおもり。

どの釣具屋さんにもおいてあり手に入れやすく、価格も安いです。

後述の専用シンカーと比べると比重が高くフォールが早いため、深場か底を釣りたいときにおすすめです。

専用シンカー
キャロライナリグ専用のシンカー
中層も釣りやすい「専用シンカー」
・少し高価
・重さも種類も豊富
・フォールがゆっくり
・飛距離も申し分なし

キャロライナリグ専用シンカーは浮力やフォールの姿勢、スピードを考え設計されています。

これにより、単純な中通しおもりでのキャロライナリグより、中層や表層を釣りやすくなっています。

代表的な製品はティクトの「Mキャロ」、アルカジックジャパンの「ARキャロフリーシンカー」です。

フロートリグ

フロートリグの仕掛け

フロートリグは、飛距離を出しつつも浅場をゆっくり釣りたいときに使う仕掛けです。

イメージとしては、前述のキャロライナリグのシンカーが「飛距離のでるウキ」に置き換わった仕掛け、という感じ。

こちらも基本、仕掛け作りに手間はかかりますが、ジグ単では探れない遠いポイントをスローに釣れるメリットがあります。

フロートの種類と特徴

中通し(誘導式)
中通しフロート
当たりがわかりやすい「中通し」
・あたりがダイレクトに伝わる
・ジグヘッドを上下させられる
・仕掛けを組むのが少し面倒
・種類が豊富

中通しフロートはフロートリグで唯一、ウキを支点にジグヘッドを上下させ魚を誘える仕掛け。

ラインがフロートの中を通っているため、た当たりも感じやすいです。

またフロートは浮かぶものから沈むものまであり、重さのラインナップも必要十分。

代表的な製品はアルカジックジャパンの「ぶっ飛びRockerⅡ EVO」やハヤブサの「メバルロケット」です。

ワンタッチタイプ
ワンタッチタイプのフロート
取付簡単「ワンタッチタイプ」
・取り付けが簡単
・種類は少なめ
・価格は高め

ワンタッチタイプのフロートはジグ単からの変更がとても簡単です。

脱着が簡単なため、仕掛けの長さの変更や、ジグ単に戻すのも簡単

誘導式よりはダイレクト感には欠けますが、それを補って余りある手軽さです。

代表的な製品はシマノの「ソアレ アウトシュート」「ソアレ タイディ」やアルカジックジャパンの「シャロ―フリーク プチ」です。

直結びタイプ
直結びタイプのフロート
余った糸に結ぶ「直結びタイプ」
・仕掛けを組むのが簡単
・他タイプに比べ操作感がいい
・飛距離が出る

直結びタイプでのフロートジグは、メインラインとリーダー結束時の余ったラインにフロートを直接結ぶ仕掛けで、「Fシステム」とも呼ばれます。

フロートとジグヘッドが並列につながるため、操作性もよく、飛距離も出やすいです。

代表的な製品はアルカジックジャパンの「シャロ―フリーク」です。

ダウンショットリグ

ダウンショットリグの仕掛け

ダウンショットリグは、シンカーの手前にワームがついている、いわゆる「胴突き仕掛け」です。

深場や流れの中を効率よく探れて、飛距離も出るのがメリットです。

基本的には枝ハリスを出して軽量のジグヘッドを結び使用しますが、フックがノーシンカーならバス釣りのように直にも結べます。

あらかじめ仕掛け組んでおき、サルカンやスナップで取り付けられるようにしておくと変更も簡単になります。

仕掛けにつけるワームは?

仕掛けに付けるワームは、「ストレートワーム」がおすすめです。

なぜなら汎用性が高く、どの仕掛けでも使いやすいからです。

具体的なおすすめワームは以下の3つ

  • 「アジアダー」
  • 「リブリブ」
  • 「セラビート」

順番に見ていきましょう。

レイン「アジアダー」

アジアダーで釣りあげたアジ
ド定番!「アジアダー」
・どこでも手に入る
・カラーラインナップが豊富
・4サイズから選べる
・実績も折り紙付き

レインのアジングワーム「アジアダー」は、アジングの定番ワームです。

定番だけあり、どこの釣具屋でも扱っていて手に入りやすいのが特徴。

また、アジアダーシリーズは4種類のサイズがあり、状況に合わせて選べます。

リグデザイン「リブリブ」

リブリブで釣りあげたアジ
柔軟さと浮力を両立!「リブリブ」
・ハンドメイドでしなやか
・高浮力でスローフォールが得意
・高アピールなファットボディ

リグデザインの「リブリブ」柔らかさと高浮力が売りのアジングワームです。

気泡入りのボディでよりスローなフォールを実現。柔らかくアジの吸い込みもよいです。

また、他に類を見ない全長を抑えた太めのボディはアジの反応も良好。

取り扱いが公式ストアのみなのが玉に瑕ですが、手に入れる価値のあるワームです。

実際に使って釣ってみた記事はこちら

モズ「セラビート」

セラビートのパッケージ写真
耐久性の高い「セラビート」
・ワームがずれにくい
・高い耐久性でちぎれにくい
・しなやかでアジの吸い込みもよい
・手ごろな値段で安く手に入る

モズの「セラビート」は、高耐久が売りのアジングワームです。

高い耐久性でフグやベラの攻撃にも強く、針からずれにくいので快適です。

また、同社の「クローバー」や「フライハイ」も同じ高耐久素材でおすすめ。

さらに、価格も比較的安価で手に入れやすいのも嬉しいワームです。

メタルルアーを使う仕掛け

続いてはメタルルアーを使ったアジングの仕掛けを見ていきましょう。

メタルルアーの仕掛け

メタルルアーは、ソルトルアーフィッシングにおいて人気の高いハードルアーの一種です。

金属製で飛距離も出ることから様々な魚種の釣りに用いられ、軽めのものならジグ単のタックルセッティングで使用可能です。

遠くでナブラが湧いたときに悔しい思いをしないために、2~3個くらいはボックスに忍ばせておきましょう。

メタルジグ

アジングに使える2種類のメタルジグ
フォールで食わせる「メタルジグ」
・飛距離が出る
・遠方や深場も探りやすい
・他の魚種も釣りやすい

メタルジグは、棒状の金属に魚を模した塗装をしたシンプルなルアーです。

ジャーキングやトゥイッチ、ただ巻きやリフト&フォールなど様々な誘い方ができ、風にも強く飛距離も抜群

風が強いとき魚まで距離があるときのために、1本は持っておきたいルアーです。

アジングでのおすすめはシマノの「ソアレ A-ジグ」、デュオの「テトラワークス テトラジグ」など。

メタルバイブ(鉄板バイブ)

アジングで使うメタルバイブレーション2種
振動で誘う「メタルバイブ」
・飛距離が出る
・ただ巻きでアクションする
・適度な引き抵抗で操作感がいい
・他の魚種も釣りやすい

メタルバイブは薄型の金属プレートに塗装を施したルアーで、別名「鉄板」とも呼ばれます。

アイがボディの中心付近にあり、巻くだけで頭を下げながら細かく振動して魚を誘います。

アジの他、メバルやカマス、メッキやセイゴ釣りにも使える万能ルアーです。

アジングでのおすすめはクリアブルーの「アジコンバイブ」、ジャッカルの「ナノバイブ」などです。

プラグを使う仕掛け

最後は、プラグを使うアジングの仕掛けです。

プラグの仕掛け

プラグは、プラスチックや木材で作られるハードルアーの一種です。

アジングにおいては、ただ巻きやシェイク後のフォールで食わせるのが一般的。

比較的スローに誘えて、フグにかじられても欠損しないのがプラグの強みです。

シンキングペンシル

アジングで使用するシンキングペンシル
巻いては止める「シンペン」
・重量もあり操作感がよい
・ただ巻きで誘いフォールで食わせる
・大きめのシルエットでアピール

シンキングペンシルは、沈む「ペンシルベイト」で、文字通り鉛筆のように細長い形状のプラグ。

ただ巻きでは左右にふらふらとS字を描くようにアクションします。

ワームに比べボリュームのあるシルエットで存在感もあるため、アジが小魚を捕食しているときに使いたいルアーです。

代表的な製品はクリアブルーの「アジクト」シリーズです。

極小プラグ

アジングで使用する極小プラグ
ジグ単のように使う「極小プラグ」
・表層付近も攻めやすい
・ジグ単のように使える
・フグやベラに強い
・見た目がかわいい

アジングの極小プラグは、主にシンペンタイプのルアーです。

軽く浮き上がりやすいので、主に表層付近のアジやメバルを狙うために使われます。

ジグ単と同じくらいの重さで扱いやすく、ワームのようにフグやベラにぼろぼろにされないのが大きな利点。

代表的な製品はジャクソンの「ミジンコ」、ダイワの「月下美人 アジング澪示威SOLID」です。

状況に合わせて仕掛けを変更し、釣果アップを狙おう

今回はハードルアー含め9種類のアジングの仕掛けを解説しました。

状況に合わせて仕掛けを変更して、楽しいアジングをより満喫しましょう!

以上、佑(@yu_iianbai)でした。

ABOUT ME
佑@新潟の釣り人
釣りをより「快適に」「楽しめる」ようになる情報の提供を心掛け、日々発信しています。 釣り歴は30年弱で、ルアー釣りがメイン。 最近エサ釣りの奥深さを再認識し勉強中!